こんにちは!
ということで今回は、『中国ペットブームの理由や犬猫の値段はいくら?人気犬種や猫種も調査!』という内容でご紹介していきたいと思います!
どうやら今、中国ではペットが大ブームを巻き起こしているようですね。
しかも特に1990年代生まれの若者に大人気なんだとか。
日本では小型犬猫が需要がありますが、中国ではどんな犬猫が人気なのでしょうか?そして値段の方も気になりますよね。
今回は、中国の犬猫の値段や人気の犬種や猫種を調べていきたいと思います!
Contents
中国ペットブームの理由は?

引用元:https://pepy.jp/6239
家族構成の変化や高齢化の進行にともない、「ワンちゃん」、「ネコちゃん」を中心としたペットたちが、人々の生活にどんどん入り込んでいる。周りを見渡すとペットのフンを始末する人、犬を散歩させる人がますます多くなり、これにともなってペット関連消費も爆発的な勢いをみせる。関連の統計データによると、2010年から16年までの間に、中国ペット産業の年間複合成長率は49.1%に達した。16年は犬・猫市場だけで規模が1720億元(1元は約16.2円)に達し、予測では20年のペット市場規模は2千億元を突破し、消費額は日本を超え、中国は米国に次ぐ世界2位のペット消費市場になる見込みだという。第一財経網が伝えた。
引用元:http://j.people.com.cn/n3/2018/1224/c94476-9531319.html
中国のペット市場の勢いはどんどん強くなっており、2019年のペット市場はなんと1700億元(約2兆8000億円)というから驚きです。
億を越えて兆とは、スケール感が凄すぎてなんだかピンときませんね。
特に1990年代以降に生まれた若者層にペットブームが広まっていて、ペットに6000元(約10万円)も7000元も使い、月収の3分の1を捧げている人も少なくありません。
どうやらものすごい額を毎月ペットにつぎ込んでいる人が多いようです。
服を着させるのが大好きで、高級ペットフードの他にサプリまで与えているケースもあるとのことで驚きです。犬や猫にサプリ、果たして必要なんでしょうか?
中国ペットブームの背景としては幾つかの理由が挙げられます。
先ずは経済的に裕福になりペットを飼う余裕ができたこと、一人っ子政策の影響で兄弟ができずペットを飼う・贈る文化ができたこと、人間関係に疲れてペットに癒しを求めるようになったことなどが多いようです。
人口もかなりの数なのにペットまで増えると、道がかなり混雑しそうですし、犬の糞の始末を皆さんやっているのかも気になりますね。
犬や猫を飼っている人が人生の勝ち組
今、中国のネットで「『人生の勝ち組』になるとはどういうことか?」という質問が上がると、
「猫や犬を飼っていること」
と答える人が必ずいるそうです。
きっと犬や猫を飼うことが富や幸せの象徴だと思っているということですね。
私も小さい頃に犬を家族で飼っていましたが、とても可愛くて大好きでした。
ただ、今日の中国の若者の少し行き過ぎたお金のかけ方には疑問が残る部分もあります。
お金をかけるより愛情を持って沢山遊んであげて世話や躾をしてあげることが犬や猫にとっては一番幸せなのではないでしょうか?
大切に育ててもらうことを願うばかりです。
[中国ペット]犬猫の値段はいくら?
飼ってからもかなりの維持費がかかっているようですが、気になるのが中国では犬や猫がいくら位で売られているかということですよね。
上海や北京などの大都市と地方都市では価格差もあるかもしれませんが、中国の平均的な値段の相場として調べてみました。
中国での犬や猫の値段はいくら?
気になる中国での犬や猫の値段ですが、日本よりは相場は安いようです。
スピッツの子犬2カ月が13万円(日本では約16万円)

引用元:https://spitz.min-breeder.com/
マンチカンの猫が2カ月で7万4千円(日本では約10~40万円)

引用元:https://nekochan.jp/cat/article/743
そして中国では犬を飼う時には登録が義務付けられており、登録料金としてお金を支払わなければなりません。(犬のみに発生します。)
金額は地域によって異なりますが、北京市では3万円の登録料が発生します。
中国では狂犬病を持っている犬が多く、飼った犬も狂犬病になっている可能性も考えられる為に管理として登録が義務付けられているとされています。
公安は狂犬病を警戒している為、登録札が付けられていない犬を捕獲しては保健所に移送するそうなので(その後どのような処分をされるかはお察しください…)中国で犬を飼う場合は要注意ですね。
人気犬種や猫種もチェック!
中国で人気の犬種

引用元:https://www.min-inuzukan.com/toy-poodle.html
中国の人気犬種はチワワやトイプードルなど小型犬だそうです。
若者層に特にペットブームが広がっているということもあり、可愛らしい小型犬が好まれているんでしょうね。
中国で人気の猫種
中国は昔から、ペット=猫 という位に猫人気があります。
最近は犬の人気もかなり強いですが、依然として猫もよく飼われています。
こちらの猫ちゃんをご存知ですか?

そうなんです。こちらの「スヌーピー」はインスタの投稿をきっかけに今や世界的に大人気になりました。恐らくものすごーく稼いでいる猫でしょう。
フォロワー数はなんと世界中に36万人もいます。
ホンシャオパン以外にはペルシャ猫も人気があります。

引用元:http://japanese.cri.cn/1061/2014/10/09/141s227534.htm
猫にヘアバンド…耳が苦しくないと良いのですが。。
今や世界中にインスタやSNSで大人気のペットがいてかなりの経済効果を生み出しています。中国でもそのブームに乗って、自分の犬や猫もそのようにしようとペットを着飾る人が増えているのかもしれませんね。
衝撃的な価格とサイズの中国の犬も

引用元:https://www.huffingtonpost.jp/2017/09/17/tibetan-mastiffs_a_23212123/
ちなみに世界で最も大きい犬種であるチベタン・マスティフは中国のチベットで生まれた犬です。
体重は45~72kg、体高は83cmにもなり価格も中国では1匹100万円~1億円で取引されているというので驚きです。
しかし最近は小型犬のブームということもあり値下がりしているんだとか。
更にチベタン・マスティフの流行が終わり捨てる人が増え、野生化しているという問題もあります。
中国のスタバでは猫グッズも販売


引用元:https://togetter.com/li/1323869
猫が人気の中国では、【猫の手グラス】も販売されています!
猫の肉球になっていてすごく可愛いですね!残念ながら日本では発売していません。
大人気で販売当日にあっと言う間完売になり、3,300円の商品がなんと15,000円程で高値転売されていたそうです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『中国ペットブームの理由や犬猫の値段はいくら?人気犬種や猫種も調査!』という内容でご紹介していきました!
今後も変わり続ける中国のペット市場から目が離せませんね。
それでは今回は以上になります!